抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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九州電力社における現状の改善改革運動とその事例を紹介した。九州電力社では,管理職が課題を見つけるために,「セルフアセスメント」を実施している。「セルフアセスメント」による課題抽出の3つのステップ,1)「重要成功要因」として整理した組織プロフィールの策定,2)組織の細部のカテゴリー評価,3)アセスメント総括の作成について述べた。抽出された課題は,具体的な取り組み課題としてスタッフが課題に応じてチームを編成して取り組む。その改善改革活動には管理職とチームスタッフである副長,一般職が一丸となって行動する。その具体的な行動について説明した。九州電力小倉電力所では,「スタッフが考え」,「一丸となって行動する」ために「課題を見つける」プロセスから担当スタッフが参画し,アセスメント総括をとりまとめている。具体的な取り組み課題としての業務計画の作成,個別実施項目への展開,その実施計画書の作成について述べた。以上での内容は,「業務計画宣言」として所員全員に周知共有化され,電力所一丸となった業務運営がなされる。個別実施項目となった「危険体感研修」の実施の内容と効果について述べた。