文献

J-GLOBAL ID：201102280543370358   整理番号：11A1883686

E-ボックス結合因子Max/MNT,MITFおよびUSF1はFoxOと共同で作用してホスファチジルイノシトール3-キナーゼ/Akt/グリコーゲンシンターゼキナーゼ3シグナリングによってプロアポトーシス的および細胞周期制御遺伝子の発現を制御する

The E-box Binding Factors Max/Mnt, MITF, and USF1 Act Coordinately with FoxO to Regulate Expression of Proapoptotic and Cell Cycle Control Genes by Phosphatidylinositol 3-Kinase/Akt/Glycogen Synthase Kinase 3 Signaling

著者 (8件)： TERRAGNI Jolyon (Boston Univ., Massachusetts) ,  NAYAK Gauri (Boston Univ., Massachusetts) ,  BANERJEE Swati (Boston Univ., Massachusetts) ,  MEDRANO Jose-Luis (Boston Univ., Massachusetts) ,  GRAHAM Julie R. (Boston Univ., Massachusetts) ,  BRENNAN James F. (Boston Univ., Massachusetts) ,  SEPULVEDA Sean (Boston Univ., Massachusetts) ,  COOPER Geoffrey M. (Boston Univ., Massachusetts)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 42  ページ： 36215-36227  発行年： 2011年10月21日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスファチジルイノシトール(PI)3-キナーゼ/Aktシグナリングは,FoxO転写因子の制御によって部分的に,細胞増殖と生存において重要な役割を演ずることが知られている。ここでは,T98Gヒト膠芽腫細胞を用いて,E-ボックス結合因子Max/MNT,MITFおよびUSF1が,FoxOと共同で作用してPI3-キナーゼ/Aktシグナリングによって,プロアポトーシス的および細胞サイクル制御遺伝子の発現を制御することを報告した。多くの文献を引用して,関連する報告と本研究の関係を説明した。また,図を用いて研究結果を分かりやすく報告した。試験結果から,新規Eボックス制御ネットワークがFoxOと共同で機能して,ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ/Akt/グリコーゲンシンターゼキナーゼ3(GSK3)シグナリングの下流にある,アポトーシスおよび細胞周期調節遺伝子の転写を制御すること明らかにした。

シソーラス用語： *DNA結合タンパク質 ,  *転写因子 ,  *ヌクレオチド配列 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  細胞生理 ,  サイクリン ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  アポトーシス
準シソーラス用語： FoxO蛋白質 ,  *Eボックス ,  *E-ボックス結合因子 ,  Akt蛋白質 ,  グリコーゲンシンターゼキナーゼ3 ,  細胞シグナリング ,  細胞周期制御因子 ,  T98G細胞

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (16件)： E-ボックス ,  因子 ,  Max ,  MNT ,  MITF ,  USF1 ,  FoxO ,  共同 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  Akt ,  グリコーゲンシンターゼキナーゼ3 ,  シグナリング ,  アポトーシス ,  細胞周期制御 ,  遺伝子 ,  発現