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J-GLOBAL ID:201202248519005815   整理番号:12A0474702

カテプシンB感受性ジペプチドとの結合は,マウス線維肉腫に対するペグ化腫瘍壊死因子α(TNF-α)のin vitro及びin vivo抗癌作用を促進する

Linkage with cathepsin B-sensitive dipeptide promotes the in vitro and in vivo anticancer activity of PEGylated tumor necrosis factor-alpha (TNF-α) against murine fibrosarcoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 128-138  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2576A  ISSN: 1674-7305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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腫瘍壊死因子α(TNF-α)の薬理学的プロフィルを改善するために,カテプシンB感受性ジペプチド(バリンシトルリン,vc)を用いて分枝PEG及びTNF-αと結合し,新規ペグ化プロドラッグPEG-vcTNF-αを合成した。ジペプチドリンカーを持たないPEG修飾TNF-α(PEG-TNF-α)及び非結合型TNF-αをも対照として試験した。PEG-vcTNF-αから遊離したTNF-αがカテプシンBの存在に特異的に依存することを初めて見出した。PEG-vcTNF-αはPEG-TNF-αよりもL929マウス線維肉腫細胞に対して高い細胞毒性と強いアポトーシスを誘導した。カテプシンB阻害剤によるこれらの作用の逆転から,これらの作用がTNF-αのカテプシンB特異的遊離により仲介されることを確認した。In vivo薬物動態研究から,PEG-vcTNF-αの血漿安定性がTNF-αと比べて有意に上昇することを示した。最後に,PEG-vcTNF-αの抗癌効力の改善及び3種類の処方間の異なる活性から,PEG-vcTNF-αの薬物様特性の改善に対するペグ化及びジペプチド結合両者の正の寄与を確認した。これらの結果から,カテプシンB感受性ジペプチドを介した蛋白質とPEGの結合が,蛋白質療法の開発に対する有望な戦略であることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学 

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