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J-GLOBAL ID：201202261018645900   整理番号：11A1963677

カイコ,Bombyx moriにおけるOsiris遺伝子ファミリーのクローニング,配列構造および発現分析

Cloning, Sequence Structure and Expression Analysis of Osiris Gene Family in the Silkworm, Bombyx mori

著者 (4件)： Wang Gengxian (State Key Lab. of Modern Silk, Dep. of Applied Biology, Medical Coll., Soochow Univ., Suzhou) ,  Sima Yanghu (State Key Lab. of Modern Silk, Dep. of Applied Biology, Medical Coll., Soochow Univ., Suzhou) ,  Zhang Shengxiang (Coll. of Forestry, Shandong Agricultural Univ., Taian) ,  Xu Shiqing (State Key Lab. of Modern Silk, Dep. of Applied Biology, Medical Coll., Soochow Univ., Suzhou)
資料名： Huabei Nongxuebao  (Huabei Nongxuebao)
巻： 25  号： 6  ページ： 1-8  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2462A  ISSN： 1000-7091  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： トリプロ致死遺伝子座(Tpl)を,Drosophilaゲノムにおけるトリプロ致死遺伝子座とハプロ致死遺伝子座の両方において測定した。Osiris1遺伝子と名づけたOsirisがトリプロ領域にあり,BLASTTPとPSI-BLAST分析により,この遺伝子座の外側にはたった3つのメンバーがあることを示した。それらをOsiris23と名づけた。この遺伝子ファミリーは昆虫類に特異的である。バイオインフォマティックス,RT-PCRおよびRACE法により,Osiris遺伝子ファミリーに属する6カイコ遺伝子をクローンし,BmOsiris7,BmOsiris9,BmOsiris18,BmOsiris19,BmOsiris20およびBmOsiris21と,それぞれ,名づけた。配列分析により,BmOsiris遺伝子のORFが728bpと882bp長間にあり,推定アミノ酸の分子サイズがショウジョウバエのOsiris蛋白質と非常に類似し,26-31kDaであることを示した。等電点の分析により,BmOsiris21の等電点が9.0,他が6.41と8.66の間にあり,SMART保存領域の予測により,この蛋白質ファミリーが膜貫通蛋白質に属し,Osirisファミリーの特異的保存領域をもつことを示した。これらのデータはクローンした遺伝子がOsiris遺伝子ファミリーに属するという推測を支持した。系統樹分析によりBombyx moriとDrosophila melanogasterのパラロガスが種以下のオーソログに近いことを示した。発現パターン分析により,試験試料中の各遺伝子が組織と空間-時間特性をもたないが,発現量は有意に異なり,染色体位置によりBmOsiris7,BmOsiris9,BmOsiris18,BmOsiris19およびBmOsiris20がChr.26上に位置することを示した。しかし,BmOsiris21はChr.4上に位置した。この結果はDrosophila melanogasterからのOsiris遺伝子と類似した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *カイコ ,  *致死遺伝子 ,  遺伝子座 ,  遺伝子クローニング ,  遺伝子発現 ,  ハプロタイプ ,  ショウジョウバエ ,  等電点 ,  膜貫通タンパク質 ,  遺伝子
準シソーラス用語： 遺伝子ファミリー

分類 (2件)： 養蚕一般  (FD04010B) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： カイコ ,  Osiris遺伝子ファミリー ,  クローニング ,  発現 ,  分析