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J-GLOBAL ID:201302278445725237   整理番号:13A1086904

米の多重親次世代間交雑(MAGIC)集団: 遺伝学研究と育種のための進展と可能性

Multi-parent advanced generation inter-cross (MAGIC) populations in rice: progress and potential for genetics research and breeding
著者 (15件):
資料名:
巻:号:ページ: 1-15  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景: 本稿では,米多重親次世代間交雑集団(MAGIC)の開発を記述し,量的形質遺伝子座(QTLs)マッピングと米品種開発のための潜在的応用を論じた。4多重親集団インディカMAGIC(8インディカ親);MAGICプラス(8方法のF1間交雑の2付加的な巡回のある8インディカ親);ジャポニカMAGIC(8ジャポニカ親);および地球規模MAGIC(16親 8インディカと8ジャポニカ)を開発した。それらの集団をつくるために用いた親は生物と非生物的ストレス耐性,収量,および穀粒品質の望ましい形質をもつ改良種であった。目的は多重形質のためのQTLsの精細マッピングと育種プログラムにおける高組換系統の直接と間接的利用であった。これらのMAGIC集団は多様な対立遺伝子の組合せをもつ有用な生殖細胞質源を与え,米地域社会により活用される。結果:インディカMAGIC集団がこのようにして開発したMAGIC集団の最先端であり,単一種子系譜(SSD)により生産された1328系統からなった。SSDのS4段階において,この集団の部分集団(200系統)を遺伝子型識別と配列決定(GBS)アプローチを用いて遺伝型を決定した。その表現型はいもちと白葉枯病耐性,塩分と水没耐性,及び穀粒品質を含む多重形質であった。いくつかの主要遺伝子とQTLsをゲノムワイド関連マッピングにより同定した。さらに,ゲノムワイド関連研究(GWAS)により米改良のための基本形質に関連した新しい遺伝子座を同定した。結論:このMAGIC集団は正確なQTLマッピングと品種改良において直接と間接的に使用できる持続的マッピング集団の二重目的を与えた。自然の多様な生殖細胞質集団とは違って,この集団は多重精英育種系統から導出した有用な形質を組合せることができた。このMAGIC集団はまたゲノム遺伝子移入と染色体組換の相互作用を研究するための機会を与えた。Copyright 2013 Bandillo et al.; licensee Springer. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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稲作  ,  分子遺伝学一般 

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