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J-GLOBAL ID:201702269746299301   整理番号:17A0695735

Plasmopara viticola由来の候補RxLRエフェクタはNicotiana benthamianaにおいて免疫応答を誘発できる

A candidate RxLR effector from Plasmopara viticola can elicit immune responses in Nicotiana benthamiana
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号: Apr  ページ: 17:75 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:多様な植物病原体は,宿主プロセスを変更するためにエフェクタを植物細胞に送達する。卵菌病原体は,植物防御反応を操作するのに役立つと思われる多数の推定RxLRエフェクタをコードする。Plasmopara viticola(ブドウのうどんこ病)のセクレトームには,著者らの最近の研究で発見された少なくとも162の候補RxLRエフェクタが含まれているが,感染および病原性におけるそれらの役割は決定されていない。ここでは,著者らは以前の研究でNicotiana benthamianaで細胞死を誘導することが報告されている推定RxLRエフェクタの1つであるPvRxLR16を深く特徴づける。結果:核局在化や,W/Y/Lモチーフ,およびPvRxLR16のC末端の推定N-グリコシル化部位は,細胞死誘導活性にとって必須であった。N.benthamianaにおいてPvRxLR16によって誘発された細胞死応答には,「somatic embryogenesis receptor-like kinase」(SERK3)ではなく,「Suppressor of G-two allele of Skp1」(SGT1)や,熱ショック蛋白質90(HSP90)および「required for Mla12 resistance」(RAR1)が求められる。いくつかのマイトジェン活性化プロテインキナーゼおよび転写因子もN.benthamianaによるPvRxLR16の認識に関与していた。PvRxLR16はPhytophthora capsiciに対する植物耐性を有意に高めることができ,この能力には核局在化が必要であった。しかし,いくつかの他のPvRxLRエフェクタは,PvRxLR16によって誘導される防御応答および病害抵抗性を抑制することができ,自然条件下での生理的感染の間に宿主細胞死または免疫応答を誘発しないことを示唆している。結論:これらのデータは,PvRxLR16が核内の内因性蛋白質によって認識されて,N.benthamianaにおける免疫応答を引き起こし,他のPvRxLRエフェクタによって抑制され得ることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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植物生理学一般  ,  菌類による植物病害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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