抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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遺伝資源へのアクセスは遺伝資源の提供国(途上国が多く含まれる)と利用国(主に先進国)の間での対立点の一つとなっており,今後の世界的イノベーション促進の阻害要因として懸念されている。このような状況を打開するために遺伝資源の保護と活用の新たな枠組みについて提案を行った。初めに,CBD,WTO/TRIPS,WIPOにおける遺伝資源に関する議論を概観し,国際的議論の進捗を展望した。提案は「我が国の事業者が事業活動を円滑に行えるようにしたい」という視点に立っている。他国の遺伝資源へのアクセスの促進を検討する場合,提供国にもメリットのある提案を行うことが必須であると位置づけた。以上のスタンスに立って,1)遺伝資源へのアクセスの促進に向けた適切な制度,2)遺伝資源の出所開示義務,3)遺伝資源の不正な取引防止の規制,4)遺伝資源の取得に関する契約内容の適正性・履行の確保,について提案し,その内容を検討した。