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J-GLOBAL ID:201002287722649613   整理番号:10A0936687

ゲノムワイド関連解析からナルコレプシーを強力に防御する新しいHLAクラスIIハプロタイプが明らかになる

Genome-wide association study identifies new HLA class II haplotypes strongly protective against narcolepsy
著者 (40件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 786-789  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1546-1718  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナルコレプシーは稀な睡眠障害で,これまでに報告された中で,ヒト白血球抗原(HLA)と最も強い関連を示す疾患である。この関連がみられるHLA-DRB1<sup>*</sup>1501-DQB1<sup>*</sup>0602ハプロタイプは,一般集団でありふれている(15~25%)ので,ナルコレプシーの発症にほぼ必要であるが十分ではないことが示唆されている。ナルコレプシーのリスクの遺伝的基盤をさらに明らかにするため,ナルコレプシーを罹患するヨーロッパ系の人562人(症例)と民族がマッチした対照702人においてゲノムワイド関連解析(GWAS)を行うとともに,独立した症例370人と対照495人において追試研究を行った。これらの研究では,すべてDRB1<sup>*</sup>1501-DQB1<sup>*</sup>0602がヘテロ接合である人を対象とした。我々は,HLA-DQA2(rs2858884。P<3×10<sup>-8</sup>)近傍の防御的に作用する変異との関連を見出した。さらなる解析から,rs2858884は,DRB1<sup>*</sup>03-DQB1<sup>*</sup>02(P<4×10<sup>-43</sup>)およびDRB1<sup>*</sup>1301-DQB1<sup>*</sup>0603(P<3×10<sup>-7</sup>)と強い関連があることが明らかにされた。症例においては,トランスハプロタイプDRB1<sup>*</sup>1301-DQB1<sup>*</sup>0603はほとんどみられなかった(オッズ比=0.02。P<6×10<sup>-14</sup>)。この予想もしなかった防御的に作用するHLAハプロタイプから,ナルコレプシーの感受性にこのHLA領域が実質的に原因として関与していることが示唆される。Copyright Nature Publishing Group 2010
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