文献

J-GLOBAL ID：201002292396753654   整理番号：10A0317562

ポリシング環境下におけるTCPスループットと再送タイムアウト値

著者 (3件)： 中西靖人 (NTT サービスインテグレーション基盤研) ,  池上大介 (NTT サービスインテグレーション基盤研) ,  土屋利明 (NTT サービスインテグレーション基盤研)
資料名： 電子情報通信学会大会講演論文集  (電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集)
巻： 2010  号： 通信2  ページ： 182  発行年： 2010年03月02日 
JST資料番号： G0508A  ISSN： 1349-1369  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,トークンバケットポリサとTCPを組み合わせた場合に,トークン枯渇による再送タイムアウトの発生時にレート係数以上の値が最小値RTO_MINとして設定されていることがスループットの低下する原因であることを指摘した。また,レート係数がRTO_MINより小さい場合,再送タイムアウト発生時に,RTO_MINの値を小さくすることで,レート係数以上の,充足トークンが無駄になる時間を最小化することで,結果としてスループットが向上することもあわせて示した。今後は最もスループットが高くなるRTO_MINを最大バケットサイズ,ポリシングレートなどのポリシング設定値やRTTなど環境変数の値を用いて動的に設定する方法について検討を行う予定である。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  *トークン ,  パケット ,  スループット ,  *フロー制御【情報】
準シソーラス用語： *TCP ,  *トークンパケット ,  *トラヒック制御 ,  ポリシング

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ポリシング ,  環境 ,  TCPスループット ,  タイムアウト