抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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列車脱線等の事故時に併発事故を防止するために防護無線機が導入されているが,重大事故により乗務員が速やかに列車防護を行えない状況も考慮し,自動的に防護無線を発報するシステムを開発した。このシステムは,前面衝突,側面衝突,脱線,転覆を加速度センサーで検知して発報するもので,2008年12月以降,首都圏を中心に導入を進めている。自動発報装置の判定アルゴリズムは,確実な検知・動作が要求されるので,社内にプロジェクト体制を構築して検討した。衝突,脱線,転覆を確実に検知し,ほかの振動,衝撃では動作しないしきい値の設定のため,衝突シミュレーションを用いた衝撃加速度解析を行った。また,連結時の衝撃を車種を替えて実測した。脱線しきい値は,すでに開発されていた「脱線検知装置」の検知アルゴリズムを取り入れた。そのほか,先頭車の発報装置が事故で発報不能になることも想定し,編成最後部からも同時発報することや,電源故障時を想定した対策も取り入れた。開発は2006年度に終了し,2008年12月から京浜東北線のE233系,2009年2月から中央快速線のE233系で使用を開始し,モニターランを経て,首都圏各線の通勤形車両,特急形車両などに導入していく予定である。