抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2010年4月14日,アイスランド共和国のエイヤフィヤトラヨークトル(Eyjafjalla-joekull)火山が噴火した。火山は首都レイキャビクの東方向125kmに位置する。噴煙は上空10,000m以上の成層圏に達し,火山灰は上空の気流に乗り西ヨーロッパ全土に拡散したために,ヨーロッパの空港を中心に航空路の混乱が生じた。短期間ではあったが,欧州約30ケ国の空港が一時閉鎖し,1週間に航空機10万便が運休した。結果的に航空路の混乱はヨーロッパを中心とした経済活動に多大な影響を及ぼした。日本は,世界有数の火山国の一つであり,過去に大規模噴火を記録している。昨今,東アジア圏における経済的発展は眼を見張るものがあるとともに,近隣諸国がサプライチェーンに伴う物的移動で緊密に結ばれるにつれて,航空関連による人的移動も活発化している。このような状況にあって,大規模火山噴火が航空機に及ぼす影響を見過すことはできない。本調査は,日本近傍において将来想定される大規模噴火について,民間航空及びそれを取り巻く関連施設の影響軽減策を検討する際の参考とするために実施したものである。(著者抄録)