抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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不足灌漑研究におけるFAO CROPWATモデルの適応性と精度を検証するために,ワタと春播コムギの不足灌漑実験スキーム及び地域気象データをモデルの入力とした。次に,作物蒸発散と作物収量に対する不足灌漑の影響のCROPWATモデル研究の適応性のシミュレーション効果を調べた。その結果,ワタの日蒸発散のシミュレーテッドと測定値が同じ分布則をもつが,シミュレーテッド値は測定値より0.15~1mm高いことを示した。ワタと春播コムギの収量に対する不足灌漑の影響のシミュレーションにより,シミュレーテッドと測定値が同じ傾向をもち,統計分析結果によりワタと春播コムギのRMSE,EF及びCRMが,それぞれ,20.62%と10.35%;0.98と0.856;-0.00051と-0.0155であることを示した。これはCROPWATモデルのシミュレーテッド効果がよいことを示した。シミュレーション結果により,このモデル不足灌漑研究に適用可能であるが,より正確なシミュレーション結果を得るためには,モデルの使用前にK_cとK_yパラメータを補正する必要があることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST