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J-GLOBAL ID：201102279479251244   整理番号：11A0288908

建築基準法等に係る技術基準整備のための事業(平成21年度報告)鉄骨造建築物の基準の整備に資する検討

著者 (3件)： 園田正雄 (日鐵住金建材) ,  高田啓一 (住友金属工業) ,  河村昌俊 (構造企画研究所)
資料名： ビルデイングレター  (Building Letter)
号： 541  ページ： 32-43  発行年： 2011年01月20日 
JST資料番号： S0557A  ISSN： 0385-6976  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鉄骨造建築物の基準の整備に資する検討として,冷間ロール成形角形鋼管(STKR)を柱材とする建築物の補強,中規模鉄骨造の標準的建築物における簡易な安全設計,柱梁接合部の標準的なディテール,の3点について検討した結果を示した。STKR柱の対梁耐力比が規定を満足しない場合が多い現状が明らかになり,鋼板或いは山形鋼を柱に貼り付けて補強する方法が提案され,その有効性が確認された。中規模鉄骨造の骨組構造について,幅厚比,横補剛,梁端設計法,合成梁の問題を検討する,簡易な安全確認法を整理した。柱梁接合部のうち立体的で複雑な接合の場合の,設計事例と分類を検討し,応力変化,異種形状及び異種材料の応力伝達について課題を示した。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *建築物 ,  設計基準 ,  資料収集 ,  冷間加工 ,  *角形鋼管 ,  柱 ,  耐荷力 ,  補強部材 ,  比率 ,  横倒れ座屈 ,  端部 ,  詳細設計 ,  合成梁 ,  *安全設計 ,  *柱梁接合部 ,  事例研究 ,  接合 ,  応力伝達 ,  異種材料接合
準シソーラス用語： 幅厚比

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (12件)：

• 園田、長谷川他: 柱にSTKR材等を用いた既存不適格鋼構造建築物の地震応答と補強方法 (その1~8)、日本建築学会大会梗概集 (北陸)、2010年9月、pp. 1193~1208
• 「角形鋼管設計研究会研究報告書--鉄骨造柱材としての要求性能と保有性能の面からみた冷間成形コラムの評価--」、建設省建築研究所、 (社) 鋼材倶楽部、平成5年11月
• 平野他: 鋼構造中低層住宅系建築物の保有水平耐力、日本建築学会大会梗概集、1991年9月、pp. 1509~1510他
• 田中他: 中低層鋼構造骨組に関する調査研究、日本建築学会大会梗概集、1994年9月、pp. 1321~1322他
• 田淵他: 中低層鉄骨造骨組における設計の実情、日本建築学会近畿支部研究報告集、平成5年度、pp221~224

タイトルに関連する用語 (7件)： 建築基準法 ,  技術基準 ,  整備 ,  事業 ,  報告 ,  鉄骨造 ,  建築物