抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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外国人労働者受け入れに関しデンマーク,フランス,ドイツ,イギリス,EU,アメリカ,韓国,シンガポール7国と1機関について,特に高度人材の受け入れ制度と実態の調査を調査した。調査の期間は平成24年4月~成25年3月である。欧州の主要国は第2次大戦後抑制的移民政策により多数の労働者入れた。しかし,高度な人材を優遇する選択的移民政策へパラダイムシフトした。EUで高度人材に関してはブルーカードを発行し居住権まで保証。1)デンマーク:ブルーカードを導している。人材不足を補うためビザについても優遇措置がある。ペイリミット制度,コーポレイト制度など優遇制度がる。2)フランス:2006年以降高度人材の受け入れを実施,能力,才能,学生などに対応し,受け入れ方,国籍取得手続き緩和,ブルーカードの導入,家族呼び寄せ許可など行ない,合わせて語学研修の実施も進めている。3)ドイツ:高資格者を労働力不足に対応するため受け入れを促進。多文化主義は認めるがドイツ社会の利益になることが前提。ブルーカード法が2012年8月より実施になり特典が与えられるようになった。滞在許可,定住許可など優遇措置がある。4)イギリス:管理された移民政策により高度技術者の受け入れ(2001年),制度的には5階層に分け1,2階層については優遇措置を講じている。5)EU:ブルーカードの導入(2009年5月),域内の流動化も考えたが頭脳流失の懸念に配慮し募集を制限している。6)アメリカ:歴史的に移民の受け入れに積極的だった。人数については制限してきたが,専門性の高い労働者の受け入れについては積極的である。永住許可に関しては優先順位1~5に分類,卓越から投資家まで優遇措置を講じている。7)韓国:1980年代後半より労働者輸入国に転じた。産業研修員制度を設けたが労働補充の段階であった。2000年11月ゴールドカード制を実施し在留資格範囲内で就業活動の自由化を実施,さらにサイエンスカード制度などによりナノ,デジタル電子,バイオ,新素材,環境などに優遇措置を取っている。8)シンガポール:労働者の受け入れの歴史は古く19世紀に遡る。歴史の変遷を経て現在の制度Eパス,Sパス,Rパスなどパス制度を実施している。Eパスは高度人材を対象としており,さらに3種類(P1,P2,Q1)に分かれている。P1は管理者で給与の保証もあり優遇される。