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J-GLOBAL ID：201302248836224899   整理番号：13A0980102

化学工学に展開する量子化学計算 QM/MC/FEP法による化学反応へ及ぼす溶媒効果評価とその化学反応制御への応用

著者 (5件)： 堀憲次 (山口大 大学院工学研究科) ,  山口徹 (Transition State Technol.) ,  KAWEETIRAWATT T. (Ube Technical Center(Asia) Ltd. (UTCA)) ,  岩井志帆 (山口大 大学院工学研究科) ,  隅本倫徳 (山口大 大学院工学研究科)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 77  号： 6  ページ： 387-391  発行年： 2013年06月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 溶媒効果を含めた反応の活性化自由エネルギーを理論的に評価するため,QM/MC/FEP法を提案した。この方法では,理論的には粗い近似を採用したにも関わらず,いくつかの反応において実測された活性化自由エネルギーを±1.5kcal mor-l以下の差で再現することに成功した。この結果は,溶質周囲の溶媒が最も大きい効果を持つことに対応していると考えている。本稿では,開発し,研究で利用している精度の高い量子化学計算とQM/MC/FEP法を組み合わせた方法(FESCh法)をいくつかの反応に適用した結果を示すとともに,マイクロリアクターを用いた反応制御への適用の可能性について検討した例について述べた。計算方法,FESCh法を用いた化学反応に関する研究,化学反応制御への応用などについて解説した。

シソーラス用語： 化学工学 ,  量子化学 ,  計算 ,  化学反応 ,  *溶媒効果 ,  *反応制御 ,  活性化エネルギー ,  自由エネルギー ,  精度 ,  マイクロリアクタ ,  計算理論 ,  超臨界流体 ,  アルコール ,  ナイロン6 ,  解重合 ,  反応機構
準シソーラス用語： 計算方法論 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 反応操作(単位反応)  (XE01040I)

引用文献 (11件)：

• HORI, K. J. Comput. Chem. 2002, 23, 1226-1235
• HORI, K. Tetrahedron. 2007, 63, 1264-1269
• HORI, K. J. Comput. Chem. 2011, 32, 778-786
• FRISCH, M. J. Gaussian 03, Revision C.02. 2003
• FUKUI, K. Acc. Chem. Res. 1981, 14, 363-368

タイトルに関連する用語 (11件)： 化学工学 ,  展開 ,  量子化学計算 ,  MC ,  FEP ,  化学反応 ,  溶媒効果 ,  評価 ,  化学 ,  反応制御 ,  応用