抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パイナップル果皮(農業加工副産物)は,高レベルの不水溶性繊維を多く含む画分(WIFF)(~42%(wt/wt))を含有している。筆者らの以前の研究は,セルロース,ヘミセルロース(キシランおよびキシログルカン)ならびにペクチン質が,パイナップル皮WIFFの主な多糖であることを実証した。その化学組成および特異的な特性に基づいて,WIFFの毎日の消費がハムスターの腸機能を改善すると仮定した。雄ゴールデンハムスターに,5%のセルロースまたは種々の量のWIFF(2.5%,5%もしくは10%)のいずれかを添加した餌を与えた。糞便細菌酵素の活性,短鎖脂肪酸濃度,および盲腸内容物中の微生物数,さらに,ハムスターの盲腸および糞便の生化学的指標を,全グループで評価した。2.5%のレベルにおける餌へのWIFFの添加によって,有意に(P<0.05)毎日の糞便アンモニア排出が減少し,胃腸の輸送時間を短くし,糞便中のβ-D-グルコシダーゼ,β-D-グルクロニダーゼ,ムチナーゼおよびウレアーゼの活性が低下し,さらに,盲腸内容物の短鎖脂肪酸の全量,ならびにLactobacillus spp.およびBifidobacterium spp.などの腸内ミクロフローラの増殖が増強した。これらの結果は,腸内ミクロフローラによって分泌された有毒化合物の低減によって,WIFFが,ハムスターの盲腸の生態系機能を改善できることを示した。したがって,パイナップル皮のWIFFは,ヒト腸機能および健康に有益な機能性成分に対する有望な候補であり得た。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.