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J-GLOBAL ID:201402243718952214   整理番号:14A0660362

哺乳類の社会性の起源をモデル化する:ネズミキツネザル発声における母系サインの適度な証拠

Modeling the origins of mammalian sociality: moderate evidence for matrilineal signatures in mouse lemur vocalizations
著者 (8件):
資料名:
巻: 11  号: Feb  ページ: 11:14 (WEB ONLY)  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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序論:母系の血縁選択は哺乳類の社会的複雑性の進化の原動力であり,血縁が非血縁と区別されることを必要とする。非社会的な原型状態から複雑で社会集団的な派生状態への移行は,個体単独で採餌が行われるが,非社会的な原型とは異なって嗅覚標識と発声を通じて分散型社会ネットワークを保つ,単独の採餌を通じて起こったと考えられる。著者らは,発声における母系サインがこれらネットワークの重要な一部であると仮定する。単独採餌者の原型モデルとして単独採餌動物性ハイイロネズミキツネザル(Microcebus murinus)を用いて鳴き声の母系サインを調べ,これが単独採餌者にすでに存在したかどうか,および哺乳類での増大した社会的複雑性進化を駆動してきたと考えられる血縁選択を促進したかを調べた。闘争性は損害が大きいため,闘争的な鳴き声における母系サインの選択は交流がない母系血縁との間での闘争減少を助ける。著者らは,マダガスカルのアンカラフォンシッカ国立公園で,野生ネズミキツネザルのよく研究された集団に関して研究を実施した。7つのマイクロサテライト領域を用いたペアワイズ近縁性,ミトコンドリアD-loopの配列解析による母系近縁性,および無線遠隔測定を用いる睡眠グループの集まりを測定した。管理下での社会的遭遇中の闘争的鳴き声を記録し,闘争的鳴き声のスペクトルおよび時間的構造を決定するためマルチパラメトリック音響解析を実施した。異なる母系血縁の6集団からのメス16個体それぞれの10の鳴き声を測定した。結果:発声は,偶然よりも有意に高い割合でそれぞれの母系に帰属した(pDFA:正答=47.1%,偶然=26.7%,p=0.058)。音響距離と近縁性の間には負の相関を示す統計的傾向が認められた。(マンテル検定:g=-1.61,Z=4.61,r=-0.13,p=0.058)。結論:ネズミキツネザルの闘争的鳴き声は母系により適度に特有である。睡眠グループは近縁の母系血縁からなるため,遺伝的特徴および社会的学習の両方がこれらの音響サインを生み出した可能性がある。ネズミキツネザルは単独採餌者のモデルであるため,キツネザルが血縁を認識するためにこれらの鳴き声を用いるかを調査するさらなる研究を推奨する。これは複雑な社会性形成を可能にした祖先種での血縁認識の仕組みのさらなるモデル化を可能とする。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個体群生態学  ,  発声・発音の生理 

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