抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
歴史学習において,事象間の因果関係を理解して歴史の流れを把握することは,歴史を左右する重要な要因を理解するために有用である。事象間の因果関係に関する理解を表出する方法として,ノードとリンクを用いた因果関係図が提案されている。因果関係図の作成過程において,時間的順序関係と因果関係を混同してしまい,因果関係の存在しない事象間にリンクを付与してしまう学習者が存在する。本研究では,歴史から妥当な因果関係図を作成させる学習方法の提案とその支援システムの構築を目的とする。因果関係がある事象間では,ある事象で変化した要素が後の事象が起こるきっかけとなっている。そのため,妥当な因果関係図を描くためには状態変化と事象の関係を理解することが必要となる。そこで,因果関係図の作成前に,歴史的事象によって変化する人や物の状態変化を整理する段階を導入し,状態変化マップとして表出する学習方法を提案する。また,状態変化マップと因果関係図を段階的に作成できるシステムを構築し,作成された状態変化マップから取得される状態変化を因果関係図に反映することで,妥当な因果関係図の作成を支援する。(著者抄録)