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J-GLOBAL ID：201502207392976062   整理番号：15A0732509

一酸化窒素(NO)と植物ホルモンは,植物の発生初期にクロストークする

Nitric oxide (NO) and phytohormones crosstalk during early plant development

著者 (7件)： SANZ Luis (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  ALBERTOS Pablo (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  MATEOS Isabel (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  SANCHEZ-VICENTE Inmaculada (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  LECHON Tamara (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  FERNANDEZ-MARCOS Maria (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP) ,  LORENZO Oscar (Universidad de Salamanca, Salamanca, ESP)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 66  号： 10  ページ： 2857-2868  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一酸化窒素(NO)は,単なる気体フリーラジカルではなく,多くの生理学的プロセスで重要な役割を果たすことがわかってきた。本レビューでは,植物の発生初期(種子休眠と発芽,胚軸伸長および根の発生)におけるNOと植物ホルモンの相互作用に関する知見について報告する。この分子は,植物の成長と発生,病原体防御や非生物的ストレス応答の調節に関与し,植物ホルモンとの相互作用によって達成される。植物成長調節物質の役割を理解することは,特定の発生時期やストレスに対する応答を活性化させる方法の解明に不可欠である。このための最初の課題は,NOと植物ホルモンのクロストークの調節に関与する分子標的の同定である。こうした成長と発生プロセスやストレス応答におけるNO標的の特性は,まだよくわかっていない。現在,こうしたプロセスにおけるNOの効果や植物ホルモンとの相互作用の基礎となる分子メカニズムについては,解明され始めたばかりである。

シソーラス用語： *一酸化窒素 ,  *植物ホルモン ,  *クロストーク ,  植物生理 ,  発生生理 ,  発芽 ,  胚軸 ,  活性酸素 ,  ターゲティング ,  ストレス
準シソーラス用語： 活性酸素種 ,  根の発生 ,  種子休眠 ,  分子標的

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 一酸化窒素 ,  NO ,  植物ホルモン ,  植物 ,  初期 ,  クロストーク