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J-GLOBAL ID：201502207426997383   整理番号：15A1271493

溶液中の重金属定量のためのレーザー誘起破壊分光法(LIBS)と結合した脱水炭素

Dehydrated Carbon Coupled with Laser-Induced Breakdown Spectrometry (LIBS) for the Determination of Heavy Metals in Solutions

著者 (7件)： NIU Guanghui (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  SHI Qi (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  XU Mingjun (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LAI Hongjun (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LIN Qingyu (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LIU Kunping (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  DUAN Yixiang (Sichuan Univ., Chengdu, CHN)
資料名： Applied Spectroscopy  (Applied Spectroscopy)
巻： 69  号： 10  ページ： 1190-1198  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： A0429A  ISSN： 0003-7028  CODEN： APSPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らはLIBSと結合した新しくて安価な吸着剤を用いる技術を開発して,溶液中の重金属(Cu²⁺,Pb²⁺およびCr³⁺)を検出したので報告する。吸着剤としての脱水炭素はショ糖と反応物質である濃硫酸の脱水反応から得られる。反応物質中の元素がC,H,OおよびSだけであるから,他の可能な元素に由来する如何なる干渉も避けられる。吸着剤(脱水炭素)への重金属吸着前後の表面形態の変化,吸着剤の比表面積と細孔径分布および吸着剤表面上の官能基をそれぞれ,走査型電子顕微鏡,窒素吸着BET分析およびFourier変換赤外分光法でキャラクタライズした。システムのレーザーパルスエネルギーおよび遅延時間をそれぞれ,210mJおよび2.5μsのように最適化して,良好な結果を得た。線形ダイナミックレンジはCu²⁺,Pb²⁺およびCr³⁺でそれぞれ,10~200mg/L,10~200mg/Lおよび10~500mg/Lであり,LODはそれぞれ,0.77mg/L,0.065mg/Lおよび0.46mg/Lであった。新規で対費用効果のある吸着剤(脱水炭素)を使用する本技術は廃水モニタリングに応用可能である。

シソーラス用語： 重金属 ,  *金属イオン ,  *定量分析 ,  *レーザ分光法 ,  *脱水 ,  *炭素材 ,  *吸着剤 ,  硫酸 ,  モルフォロジー ,  表面構造 ,  効果 ,  BET法 ,  FTIR分光法 ,  細孔径分布 ,  検出限界 ,  水質管理 ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖
準シソーラス用語： *重金属イオン ,  *LIBS【分光分析】 ,  *脱水炭素 ,  濃硫酸 ,  表面形態 ,  対費用効果 ,  廃水管理

分類 (2件)： 水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N) ,  吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (1件)： 蔗糖

タイトルに関連する用語 (7件)： 溶液 ,  重金属 ,  定量 ,  レーザー誘起破壊分光法 ,  LIBS ,  脱水 ,  炭素