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J-GLOBAL ID:201502207442493824   整理番号:15A1276218

Bi2O3-Nb2O5-TeO2系における”アンチ-ガラス”球晶の結晶化による新しい透明ガラスセラミックス

New Transparent Glass-Ceramics Based on the Crystallization of “Anti-glass” Spherulites in the Bi2O3-Nb2O5-TeO2 System
著者 (23件):
資料名:
巻: 15  号: 10  ページ: 5086-5096  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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希土類のEr3+イオンを添加した場合と添加しない場合におけるガラス質TeO2-Nb2O3-Bi2O3マトリックスから結晶化した無反射ガラス相に基づくガラスセラミック物質の光学特性を研究した。この系の表面結晶化によって,数十μmのバルク結晶が析出した。この結晶化の動力学的パラメータを示差走査熱量(DSC)測定から求めた。また,ラマン分光法,X線回折(XRD),電子後方散乱(EBSD),および光学顕微鏡データを結合して,新しい無反射ガラスBi0.5Nb0.5Te3O8相がガラス状マトリックスから球晶あるいは小滴のような形で結晶化することを確定した。結晶化が進行すると,ある時点でガラス状物質/結晶化した小滴界面にいくつかの微小クラックが現れて反射率が合わなくなるため,ガラスセラミックスの光透過率は減少した。エネルギー分散X線分光法(EDS)-走査型電子顕微鏡(SEM)による測定結果から,ガラス物質と結晶間の化学組成は同一であることがわかった。しかし,このようなガラスセラミックス相の小滴形成機構はかなり複雑である。このガラスマトリックス/球晶界面は特異的であり,この空間領域では,2DラマンスペクトルのNb-O伸縮振動強度がきれいに降下した。この変化は結晶化した小滴における機械的拘束を示すシグナルになるであろう。Er3+をドープしたガラスとガラスセラミックスの光ルミネセンス(PL)発光スペクトルを測定した結果,Er3+イオンは結晶過程の第一段階における構造情報をもたらす局所的プローブとして使用できることがわかった。PLとXRDデータは非常によく一致した。
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分類 (4件):
分類
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無機物質からなる多成分系の相平衡・状態図  ,  その他の無機化合物の結晶成長  ,  ガラスの製造  ,  無機化合物のルミネセンス 
タイトルに関連する用語 (5件):
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