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J-GLOBAL ID:201502207521141208   整理番号:15A1365786

’細菌シェルパ’の存在と集積:廃水処理における持続可能性への取組み

Occurrence and enrichment of ‘bacterial sherpas’: climb to sustainability in wastewater treatment
著者 (2件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1481-1487  発行年: 2015年 
JST資料番号: A0070A  ISSN: 0273-1223  CODEN: WSTED4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物学的廃水処理の曝気に要するエネルギーの削減を目指して,溶存酸素(DO)が低い条件での硝化を調査し,酸素制限下でのアンモニア酸化細菌(AOB)の適応メカニズムを検討した。既往の知見に基づいて,活性汚泥細菌によるヘモグロビン(Hb)蛋白質の発現と役割を仮定した。Hbを発現する細菌は低DO条件で機能を発揮する’細菌シェルパ’といえる。低DO(0.1mg/L)及びほぼ飽和DO条件(対照)とした逐次回分反応器による硝化実験を220日間以上継続し,硝化能,Hbの発現及び微生集団を調べた。その結果,低DO条件においても,初期適応期間後には実験期間の終わりまでバルキングや発泡を発生することなく,高DO条件と同等の硝化成績を達成していた。この結果は,硝化システムを低DO条件で長期間運転し,細菌の順化に十分な時間を与えたことに起因することを示している。さらに,Hbの発現の増大が比酸素消費速度の増加と同調していたこと,また低DO条件におけるAOBの種類と量が高DO条件下と同様であったことから,Hbの発現が特定のAOB種ではなく一般のAOBの順化と結びついていることが明らかになった。
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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