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J-GLOBAL ID:201502207737347624   整理番号:15A0397282

フェノールとの電子衝突 弾性チャンネルにおける全,積分及び運動量移動断面積及び多重チャンネル結合効果の役割

Electron collisions with phenol: Total, integral, differential, and momentum transfer cross sections and the role of multichannel coupling effects on the elastic channel
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巻: 142  号: 10  ページ: 104304-104304-14  発行年: 2015年03月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フェノール(C6H5OH)による電子散乱に対する理論的及び実験的全断面積を報告した。実験データは二つの異なった方法(遮蔽補正加成性則を用いた独立原子法(IAM-SCAR),並びに擬ポテンシャルを用いたSchwinger多重チャンネル法(SMCPP))を用いてのMadridに基く装置を用いて及び計算断面積を用いて得られる。静的交換プラス分極近似でのNopenチャンネルカップリングスキームにおけるSMCPP法は,5.0から50eVでの衝突エネルギー領域での散乱振幅の計算に用いられる。特に,開チャンネル空間に含まれる励起状態の数がいかに高衝突エネルギーで弾性断面積の収束に影響するかを,計算断面積における多重チャンネル結合効果の考察により調べた。IAM-SCAR法はまた弾性微分断面積の(DSC)を得るため,いわゆる前方角度散乱効果のための実験的全断面積の補正のために用いられるSMCPP理論微分,積分及び運動量移動断面積及びベンゼン(ベンゼン環のヒドロキシル基を水素原子で置換)に対する実験データの間の非常に良好な一致を見いだした。幾つかの偏差を低エネルギーに対して見いだされるが,SMCPPデータとIMA-SCAR法で得られるDCSの間の一致は衝撃エネルギーの増大で予測通りに改善される。本SMCPP計算全断面積(それは弾性,322非弾性電子励起過程及びイオン化寄与を含み,後者は二成分遭遇Betheモデルにより見積られる),IAM-SCAR全断面積及び実験データ,並びに後者が前方各散乱効果に対して補正される[Fussら,Phys.Rev.A 88,042702 (2013)]場合の実験データの間の良好な一致も認められる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  電子と分子の衝突・散乱 

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