抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ジョン・ウィルキンソンは,別称を「アイアン・マッド」,または「鉄親方の王様」と呼ばれた製鉄の権化である。彼が製作した高精度の蒸気シリンダが無ければジェームス・ワットの蒸気機関は完成しなかったと言われている。本稿では,ジョン・ウィルキンソンの波乱の生涯を父親や弟の一生と伴に年代順に見てゆく。鉄親方のアイザック・ウィルキンソンの長子として生まれ,リバプールで見習いを終えてからウェールズ州バーシャムの父親の工場に入った。次の年にニューウィリーに自分の鉄工所を持った。またバーシャム製鉄所の実権を握るとともに第三の工場ブラッドリー製鉄所を建設した。1770年代に大砲の砲身の加工法を改良した。ジェームス・ワットとマシュー・ボウルトンが蒸気機関を商品化するのに合わせ,砲身の製造に使った加工技術を応用して蒸気機関の主要部品のシリンダの製造を一手に引き受けた。大砲や蒸気機関の他に,製鉄の船,水道の鉛管の連続押出法等の発明をした。鉄の橋アイアンブリッジの企画も行った。