抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,人口転出入における男女差を把握し,その要因分析を行う。男性の転入超過が多い町を「男町」,女性の転入超過が多い町を「女町」とよぶ。地方の多くの町で,出生数の変化が出生率の変化より女性人口の減少に強く影響していることが分かった。このため,若年女性の人口流出を減らすことが人口政策の鍵になる。一方,社会移動に男女差が大きい地域が存在し,それは産業構造に強く影響を受けていることが分かった。女性の活躍を支援する政策が進んでいるが,女性が働きやすい環境整備だけでなく,女性の就業ニーズに対応する産業の集積を促す,産業政策が重要である。また,男性の雇用が多い既存産業で女性雇用の促進と魅力化も必要である。製造業の研究開発部門や,生産現場への女性進出を検討すべきであり,パワーアシストなど,女性も就業できる生産技術革新にも取り組む必要がある。