文献

J-GLOBAL ID：201602227636711047   整理番号：16A0959585

純粋及び表面官能化単層カーボンナノチューブによる水溶液からのクロロフェノールの吸着【Powered by NICT】

Adsorption of chlorophenols from aqueous solutions by pristine and surface functionalized single-walled carbon nanotubes

著者 (5件)： Ding Han (School of Environment, Tsinghua University) ,  Li Xin (School of Environment, Tsinghua University) ,  Wang Jun (School of Environment, Tsinghua University) ,  Zhang Xiaojian (School of Environment, Tsinghua University) ,  Chen Chao (School of Environment, Tsinghua University)
資料名： Journal of Environmental Sciences (China)  (Journal of Environmental Sciences (China))
巻： 43  ページ： 187-198  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0313A  ISSN： 1001-0742  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 元,ヒドロキシル化およびカルボキシル化単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)上の六種類のクロロフェノールの吸着を調べた。擬一次及び擬二次モデルを用いて速度データを記述した。全ての吸着等温線はLangmuir,FreundlichおよびPolanyi-Manesモデルに適合し,吸着プロセスを支配する表面吸着によるものであった。logKowとlogKdの間に密接な直線関係は疎水性が吸着に重要な役割を果たすことを示唆した。クロロフェノールのためのSWCNTsの吸着容量は表面の酸素含有官能基の添加によって弱められ,比表面積,親水性の増加とπ-π相互作用の減少の損失によるものであった。元のSWCNTs,SWCNT OHとSWCNT-COOH六種のクロロフェノールの最良の吸着容量は19~84mg/gで変化し,19~65mg/gと1765mg/gであった。2,6-ジクロロフェノール(2,6-DCP)の吸着に及ぼすpHの影響も研究した。pHは2,6-ジクロロフェノール(2,6-DCP)のpK_a以上である場合,その除去は急激に低下した。イオン強度が増加すると(NaClまたはKCl濃度0~0.02mmol/L),純粋なSWCNTの2,6-DCPの吸着容量はわずかに減少した。SWCNT,MWCNTとPACによる吸着クロロフェノールを比較し,CNTの吸着速度はPACのそれよりもはるかに速いことを示した。結果は水溶液からのクロロフェノールを除去するための吸着剤としてのSWCNTsの実行可能性についての有用な情報を提供する。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 比表面積 ,  吸着速度 ,  疎水性 ,  *水溶液 ,  吸着剤 ,  イオン強度 ,  吸着等温式 ,  *単層カーボンナノチューブ ,  *吸着 ,  ヒドロキシ化 ,  カルボキシ化
準シソーラス用語： ヒドロキシル化 ,  カルボキシル化 ,  吸着容量 ,  表面吸着 ,  *クロロフェノール類 ,  *表面官能化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 吸着 ,  クロロフェノール ,  単層カーボンナノチューブ ,  Isotherms ,  Kinetics ,  カチオン-π相互作用

分類 (2件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面官能化 ,  単層カーボンナノチューブ ,  水溶液 ,  クロロフェノール ,  吸着