文献
J-GLOBAL ID:201602230168122324   整理番号:16A1394400

直線状ランタニド-bis(シリルアミド)錯体類(Ln=Sm,Eu,Tm,Yb)の物理化学的性質

Physicochemical Properties of Near-Linear Lanthanide(II) Bis(silylamide) Complexes (Ln = Sm, Eu, Tm, Yb)
著者 (9件):
資料名:
巻: 55  号: 20  ページ: 10057-10067  発行年: 2016年10月17日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近,新規なLnII錯体系の電子構造において興味ある現象が発見され,LnIIの化学は刺激的な分野になってきた。先の論文でほぼ直線状のf-元素錯体[Sm(N††)2](1;N††={N(SiiPr3)2})(1)がほぼ直線状の構造をもつことを初めて報告した。本研究では,錯体1のLn類似体,EuII(2),TmII(3)およびYbII錯体(4)を合成し,それらの物理化学的性質とともにそれらの反応性について報告する。錯体1-4のUV-visスペクトルは色彩豊かなLnII錯体に由来するが,電気化学的性質は配位子に固有の性質に由来する。錯体2と3は豊かなEPR信号を与え,この結果と磁気的データに基づいてこの異常な配位様式に一致する電子構造モデルを構築した。サイクリックボルタンメトリは錯体1-4が個々のLnIIの還元電位を示さないので,1の反応性についてSmIII→SmIIの標準テストをするために特定の基質を用いて行った。TEMPO(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシルが酸化され,TEMPOアニオンとSmIII錯体[Sm(N††)2(TEMPO)](5)が形成され,また,アゾベンゼンは1電子還元を起し,SmIII中心に結合したアゾベンジルラジカル[Sm(N††)2(N2Ph2)](6)を与える。5と6が単離できたことは,1のSmIIが2つのかさばったN††部分が配位しているにもかかわらず,さらに他の配位子が接近できることを示す。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第3族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る