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J-GLOBAL ID:201602230190301339   整理番号:16A0691464

フェナレニル-アザフェナレニルヘテロ二量体における極性2e/12c結合:強スタッキング相互作用及び興味深い層間電荷移動

The polar 2e/12c bond in phenalenyl-azaphenalenyl hetero-dimers: Stronger stacking interaction and fascinating interlayer charge transfer
著者 (3件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 054304-054304-6  発行年: 2016年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラジカル二量体の結合機構を解釈するために初めて導入された2電子/多中心結合(2e/mc)に焦点を当てる化学者が増えつつある。ここで,著者らは一連のフェナレニル-アザフェナレニルラジカルヘテロ二量体における極性2電子/12中心(2e/12c)結合特性を報告した。興味深いことに,より弱い極性ヘテロ二量体(P-TAP)の結合エネルギーはラジカルの2つの異なる単一占有分子軌道の重なりにより支配される一方で,より強い極性ヘテロ二量体(P-HAP)のものは静電気引力により支配される。結果は,単量体の電気陰性度間の差が極性2e/12c結合の本質的な要因に顕著な役割を果たすことを示した。それに応じて,ヘテロ二量体における強スタッキング相互作用は,単量体間の窒素原子数の差を増加することにより効果的に達成することができる。単量体の電気陰性度間の差に依存した興味深い層間電荷移動特性が極性ヘテロ二量体に誘起されることは注目に値する。ラジカルへテロ二量体の結合特性に関する新しい知識が,様々な応用でラジカルベース機能性材料設計に対し重要な情報を与えることを期待した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分子の電子構造  ,  分子間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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