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J-GLOBAL ID:201602233966363499   整理番号:16A0590965

Buda Thermalカルスト・システム(ハンガリー)から収集された生物地球化学試料のミクロ化学的特性化

Microchemical characterization of biogeochemical samples collected from the Buda Thermal Karst System, Hungary
著者 (5件):
資料名:
巻: 124  ページ: 116-120  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Buda Thermalカルスト・システム(BTKS)は,活発な深成カルスト地域であり,微生物媒介硫酸洞穴形成と混合腐食作用などの異なるプロセスが関与する。BTKSの2種の地域の3つの洞穴の壁表面の湛水部に生じた生物地球化学試料の化学分析が,ミクロ化学法を利用して実行された。全炭素(TC),全有機炭素(TOC),全無機炭素(TIC),及び全窒素(TN)の含量が,TC-TNアナライザーによって測定された。TC含量は,すべての試料でかなり高い(4.6~14.9m/m%)ことが見い出されたが,TOC濃度は,試料の証明された生物活性にもかかわらず,非常に低かった(0.45~3.3m/m%)。これらの知見は,生物地球化学試料が大量の炭酸塩を含むことを示唆する。TN含量は,0.05と0.2m/m%の間で変動した。元素の定量をさらに行うために,全反射蛍光X線分析法(TXRF)を適用した。乾燥試料をマイクロ波支援酸消化(cc.HNO3と48%のHFの3:2の混合物)によって無機化した。いくつかの元素で(例えば,Ca,Fe,S,Cr,Mn),顕著な濃度の差異が2つの地域で見い出された。固体試料と同時に収集された水試料の元素濃度は,誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)を利用して測定され,濃縮係数(EFs,EF=生物地球化学試料中の濃度/水中の濃度)が算出された。これらの調査によって,以上に高いEF値(107,108)が,特定の元素(例えば,Fe,Sn)に見い出された一方で,酸性の腐食作用に関与するSが2つの地域で比較的低いEF値(101~102)を有した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機地球化学  ,  鉱物・岩石・鉱石の物理分析 

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