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J-GLOBAL ID:201602237767502541   整理番号:16A0929101

嫌気性環境でのキノン還元細菌/溶存有機物/鉄(III)によるクロム(VI)の強化された生物的および非生物的変換

Enhanced biotic and abiotic transformation of Cr(vi) by quinone-reducing bacteria/dissolved organic matter/Fe(iii) in anaerobic environment
著者 (5件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1185-1192  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: W1160A  ISSN: 2050-7887  CODEN: ESPICZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,キノン還元菌/溶存有機物(DOM)/鉄(III)の嫌気性システムにおいて,密接に組み合わさった生物的および非生物的経路を介して,Cr(VI)の同時変換について検討した。バッチ研究では,その場でのバイオレメディエーションが行われる環境中に存在する可能性がある化学種として,ギ酸ナトリウム(NaFc),電子シャトルの化合物(DOM)およびFe(III)とキノン還元菌を用いて,Cr(VI)還元速度への影響を評価した。結果は,ギ酸ナトリウムの濃度及びアントラキノン-2-スルホン酸ナトリウム(AQS)が明らかにCr(VI)還元に効果があったことを示した。5mMのギ酸ナトリウムと0.8mMのAQSを補充してインキュベーションを行った際に,最速の減少であったことから,Fe(III)/DOMはCr(VI)の還元を促進することが示された。おそらくより簡単に利用できるギ酸ナトリウムの存在により,DOMおよびFe(III)は,間接的にCr(VI)を還元する能力を有してると思われる。Fe(II)/Fe(III)間および,DOM(酸化)/DOM(還元)間の共存サイクルによって,個々のサイクルよりも酸化還元機能を示し,それらの非生物的カップリング作用が有意にキノン還元細菌によるクロム(VI)の還元を強化することができる。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  下水,廃水の生物学的処理 

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