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J-GLOBAL ID:201602238830918418   整理番号:16A1357884

皮なめし工場廃溶液からのMgCr2O4の調製とクロムの浸出性に対する硫酸塩,塩化物,およびカルシウムの影響

Preparation of MgCr2O4 from waste tannery solution and effect of sulfate, chloride, and calcium on leachability of chromium
著者 (6件):
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巻: 18  号:ページ: 573-581  発行年: 2016年 
JST資料番号: U1388A  ISSN: 1438-4957  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,皮なめし工場廃溶液からのMgCr2O4の調製に関する研究を紹介し,硫酸塩,塩化物とカルシウムの量を変えてクロムの浸出挙動も調べた。XRD,FT-IRと熱分析を用いて,相変換,結晶化指数と結晶子径を特徴付けた。1400°Cで,良好に結晶化したMgCr2O4を調製することに成功した。焼結時間と比較して,焼結温度はMgCr2O4の形成に大きな影響を及ぼした。400°CでMgCr2O4相は最初に観察され,その結晶子径は温度の上昇とともに増大した。温度の上昇とともに,浸出した全クロムとCr(VI)の濃度は徐々に減少した。Cr(VI)中間生成物に起因して,300~500°Cで浸出液中にかなりの量のCr(VI)が確認された。硫酸塩と塩素はクロムの変換効率に悪影響を及ぼす可能性があり,塩素は硫酸塩よりも大きな影響を有する。カルシウムの存在はMgCr2O4の形成を妨げ,新しいクロム種(CaCrO4)が出現し,浸出したCr(VI)の濃度の急激な増加をもたらした。再利用可能な生成物に関して,MgCr2O4スピネルにCr(III)を組み込むことは,その移動度を大きく減少した。これは,クロム含有廃棄物資源の処分のための有望な戦略であることが実証された。Copyright 2015 Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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資源回収利用  ,  皮革工業 

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