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J-GLOBAL ID:201602246621338717   整理番号:16A0592932

歴史的建物のエネルギー改造のための革新的な統合技術に関して:ケーススタディの熱エネルギー,経済性及び環境分析

On an innovative integrated technique for energy refurbishment of historical buildings: Thermal-energy, economic and environmental analysis of a case study
著者 (4件):
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巻: 162  ページ: 1313-1322  発行年: 2016年01月15日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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過去数十年間,建築的遺産を保存する必要性が,典型的な侵略的な改装介入を許さない歴史的建築物のエネルギー性能と快適性条件の増進に,一層の関心が払われるようになった。本稿では,歴史的建築物の特性を活用するよりも,建築的保存により課せられる制約を乗り越えることにより,再生可能技術によるエネルギー効率解決策に基づいて,歴史的建築物の持続可能性を向上させるための反復可能な方法論の必要性が,論じられている。ケーススタディが,中央イタリアに位置する歴史的大学建築物,Palazzo Gallenga Stuartにより表されている。建物エネルギー効率の最適化が,歴史的建物適用のために特別に誂えられた2つの戦略,即ち,従来の歴史的なタイルと同じ外観の革新的なクールタイル,並びに,アーカイブとして以前使用されていた建物の地下の占有者のいない領域に位置する水貯蔵タンクを用いる地中熱ヒートポンプシステムを通して,更に外部装置の使用が建物ファサードを損なうことを防いで,追求された。4つの改造シナリオが,技術的と経済的な視点から分析されて,比較された。結果は,革新的なクールタイルの適用が,最上階の教室と建物全体で,それぞれ14.0%と3.8%の最大の冷房エネルギー節約に繋がることを,示した。更に,一層エネルギー効率の良いプラントの据付は,暖房と冷房冷房需要の点で,それぞれ64.3%と67.0%の平均の省エネに繋がっている。2つの効果の組み合わせは,暖房で64.0%,冷房で69.2%の平均の省エネに繋がっている。更に,費用対効果分析は5年間の償却期間を示した。本研究は,とりわけ歴史ある欧州諸国で,エネルギー需要と炭素排出量削減の点で大きなポテンシャルを持つ,歴史的建築物の省エネのために,高度で革新的な統合システムに関しての研究することにより達成可能な重要な環境的利点を,示している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
エネルギー消費・省エネルギー  ,  建築物の維持・管理 

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