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J-GLOBAL ID：201602268015664999   整理番号：16A1369476

Ti-6Al-4Vを旋削加工する際の逃げ面摩耗の成因

The Origin of Flank Wear in Turning Ti-6Al-4V

著者 (4件)： NGUYEN Trung (Hanoi Univ. Sci. and Technol., Hanoi, VNM) ,  KWON Patrick (Michigan State Univ., MI) ,  KANG Di (Michigan State Univ., MI) ,  BIELER Thomas R. (Michigan State Univ., MI)
資料名： Journal of Manufacturing Science and Engineering  (Journal of Manufacturing Science and Engineering)
巻： 138  号： 12  ページ： 121013.1-121013.12  発行年： 2016年12月 
JST資料番号： C0657A  ISSN： 1087-1357  CODEN： JMSEFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ti合金の機械加工においてフランク摩耗の成因は不明である。Ti-6Al-4Vバーを,コーティングされていない超硬工具と多結晶ダイヤモンド(PCD)工具インサートを使いさまざまな条件で加工した。これらのインサートを,共焦点顕微鏡を用いて摩耗パターンを検査するためチューニング中に散発的に回収した。磨耗パターンを元のバーの微細構造と相関させるために,微細構造を,方位画像顕微鏡と電子後方散乱回折の組み合わせを使用し注意深く特性化した。摩耗パターンから,2つの異なるタイプの損傷が同定された:1)刃先の顕微鏡および巨視的な破壊,および2)逃げ面の融着摩耗マーク。本論文では,両方のタイプの損傷が,α結晶における硬度の不均一性によって主に引き起こされたことを示し,そこでは,α結晶におけるc軸に垂直な平面が,等方性β結晶のみならず,α結晶における,他のどの方向よりも十分に硬い。このような異種性に加え,機械加工Ti合金に存在する接着層が,工具の小さな破片を引き離す。その結果として逃げ面摩耗で顕微鏡的および巨視的な破断が観察された。

シソーラス用語： *Ti-6Al-4V合金 ,  工具摩耗 ,  成因 ,  *旋削 ,  インサート ,  破壊 ,  スコーリング ,  微細構造 ,  電子回折 ,  結晶方位
準シソーラス用語： *逃げ面摩耗 ,  融着摩耗 ,  電子後方散乱回折

分類 (1件)： 旋削,中ぐり  (QC02020G)

タイトルに関連する用語 (4件)： Ti ,  旋削加工 ,  逃げ面摩耗 ,  成因