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J-GLOBAL ID:201602268100239788   整理番号:16A0569457

生化学的分析および分子モデリングは46,XX性分化疾患を有する3人のチュニジア患者における17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ3突然変異体G133Rの機能低下を説明する

Biochemical analyses and molecular modeling explain the functional loss of 17β-hydroxysteroid dehydrogenase 3 mutant G133R in three Tunisian patients with 46, XY Disorders of Sex Development
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巻: 155  号: PA  ページ: 147-154  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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17β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ3型(17β-HSD3)欠損をもたらすHSD17B3遺伝子の突然変異は46,XX性分化疾患(46,XY DSD)を引き起こす。HSD17B3で約40の異なる突然変異が報告されている;ほんの数種の変異酵素は機構的に研究されている。本論文では,2つの非血族家族由来の3人のチュニジア人患者において,ナンセンス突然変異C206Xおよびミスセンス突然変異G133RからなるHSD17B3における新規化合物ヘテロ接合変異について報告する。変異体C206XおよびG133Rは部位特異的変異誘発により構築され,HEK293細胞で発現した。基質結合ポケットの一部を欠く短縮型C206X酵素は適度に発現され,その酵素活性は完全に消失した。野生型17β-HSD3および変異体G133Rは同等な発現および細胞内局在を示した。Δ4-アンドロステン-3,17-ジオン(アンドロステンジオン)のテストステロンへの変換は,野生型17β-HSD3と比較して変異体G133Rに対してほぼ完全に消失した。さらに機構的洞察を得るため,G133をアラニン,フェニルアラニンおよびグルタミンに変異させた。G133QおよびG133Fはほぼ完全に不活性化したのに対し,G133Aは野生型活性の約70%を示した。配列解析により,17β-HSD3のG133は17β-HSDおよび他の短鎖デヒドロゲナーゼ/レダクターゼ酵素で高保存されているモチーフに位置していることを示した。17β-HSD3のホモロジーモデルは,位置133におけるアルギニン残基または他のバルキー残基が補因子NADPH結合の立体障害を引き起こすのに対し,基質結合は影響を受けないように思われた。以上の結果から,補因子結合ポケットの配置におけるG133の重要な役割を示し,従って,研究した患者の17β-HSD3変異体G133Rの機能消失について説明している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  分子遺伝学一般  ,  内分泌系の疾患  ,  先天性疾患・奇形一般 

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