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J-GLOBAL ID：201602274291472558   整理番号：16A0456198

要求理解における外界・車・ドライバからなる概念モデルの活用:交通事故防止を題材とした適用評価

Requirements Understanding Based on a Conceptual Model Consisting of Environment, Driver and Car: Application and Evaluation for a Domain of Automobile Accident Prevention

著者 (3件)： 長島みなみ (工学院大) ,  可児佑介 (デンソー) ,  位野木万里 (工学院大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2016  号： SE-191  ページ： VOL.2016-SE-191,NO.14 (WEB ONLY)  発行年： 2016年03月07日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 真の顧客要求の獲得には,組織が目指すゴールを明らかにし,獲得した要求がそのゴールの達成に貢献するかどうかを常に検証する必要がある。要求獲得の成功には,対象の業種・業務(ドメイン)の知識や経験が必要である。交通事故は様々な視点から事故の要因をとらえる必要がある。複数のステークホルダ間で事故要因の分析をする場合,分析者毎に異なる抽象度や表現方法が用いられると,意識合わせや合意形成は容易ではない。システム開発にかかわる様々なステークホルダが,統一された視点で議論を進めることを可能にするため,対象となるドメインの概念モデルを定義し,そのモデルを用いた相互理解を図ることは有効と考えられる。本稿では,外界,車,ドライバの視点から構成される概念モデルを提案し,交通事故防止を題材として事故状況の把握に本モデルを適用し,その有効性を評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： 取得 ,  *要求分析 ,  モデル ,  概念 ,  *交通事故 ,  *因子分析 ,  *開発 ,  *システム開発 ,  ステークホルダ
準シソーラス用語： *要求獲得 ,  *概念モデル ,  要因分析 ,  要求理解

分類 (2件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  工業・技術設計  (HA05000Q)

引用文献 (9件)：

• 一般法人団体 情報サービス産業協会 REBOK企画WG 編. 要求工学知識体系. 近代科学社 (2011).
• A. Olive. Conceptual Modeling of Information Systems. Springer (2007).
• Meyer, B. Object-Oriented Software Construction. Pretice Hall (1988).
• 妻木俊彦. 要求工学:現実と仮想をつなぐために. コンピュータソフトウェア, Vol.29, No.2, pp.43-64 (2012).
• 可児佑介, 位野木万里. ドメイン特化型要求抽出の取り組み ~交差点における運転行動による環境変化を考慮した要求抽出~. JISA 一般社団法人 情報サービス産業協会 SPES2014 (2014).

タイトルに関連する用語 (7件)： 理解 ,  ドライバ ,  概念モデル ,  活用 ,  交通 ,  事故防止 ,  評価