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J-GLOBAL ID:201602274402673677   整理番号:16A1010397

4つの方法による混合温帯森林の蒸発散量評価:渦共分散,土壌水収支,分析とモデル

Evapotranspiration assessment of a mixed temperate forest by four methods: Eddy covariance, soil water budget, analytical and model
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巻: 228-229  ページ: 191-204  発行年: 2016年11月15日 
JST資料番号: C0901A  ISSN: 0168-1923  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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森林生態系では,蒸発散量(ET)の評価とその成分の区別,すなわち木の蒸散(T),降雨の遮断(I),および土壌+下層蒸発散量(ETu)が大きな問題である。広葉林(主にFagus sylvatica L.)と針葉樹種(主にPseudotsuga menziesii[Mirb。]Franco)の混合林で覆われたベルギーのVielsalm陸上観測所(VTO,統合炭素観測システム網,ICOS)では,水蒸気フラックスは,その成分を区別することなく,1996年以来渦の共分散によって連続的に測定されている。CO2フラックスについて広く検証されているが,渦の共分散によって測定された水蒸気フラックスは,特に混在および/または異種の群生での検証が不十分である。2010年から2011年の間にETを評価するための3つの他の方法が実施され,それらを相互検証し,種特異的ETをその成分に分解した。これらの方法は以下のものであった:(i)各基本フラックスの測定,すなわち,木の蒸散,腐敗の消失,および土壌プラス蒸発の蒸発散に基づく分析方法;(ii)土壌水収支法(ETS),および(iii)スタンドET(EM)のモデル化。本研究の結果は,乾燥した葉の状態では,分析方法またはモデルによって推定されたスタンドT+ETuが,渦の共分散ET測定と非常によく一致することを示した。ブナとダグラス・ファーの雨量(P)に対する遮断損失は,それぞれ14%および30%であり,全体の19%に達した。ブナの遮断はかなり低く,木立のためのETAはおそらくわずかに過小評価されていた。2010年および2011年にかけて,ETの平均季節値はすべての方法を考慮して1.9mmd-1であった。4つの方法からの推測は近く,平均値からの最大偏差が12%であり,方法による不確かさは許容できる範囲であった(分析方法で最大26%)。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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森林植物学  ,  プラネタリー境界層  ,  植物生態学 

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