文献
J-GLOBAL ID:201602284499007516   整理番号:16A0539262

Bi0.92-xHo0.08CaxFe0.97Mn0.03O3薄膜の構造およびマルチフェロイック特性

Structural and multiferroic properties of Bi0.92- Ho0.08Ca Fe0.97Mn0.03O3 thin film
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号: 1 PA  ページ: 481-489  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
化学溶液堆積法を用い,FTO/ガラス基板上にBi0.92-xHo0.08CaxFe0.97Mn0.03O3(BHCxFMO)薄膜を堆積した。X線回折によって結晶構造を解析し,Rietveld精密化およびRamanスペクトルにより,共ドーピングに伴う菱面体晶R3c:Hから三斜晶P1への構造相転移が明らかになった。Bi3+サイトへのCa2+ドーピングによる電荷中性化のため,Ca含有量の増加と共にBHCxFMO薄膜中の酸素空孔濃度が増加したことが,X線光電子分光法により確認された。誘電応答の周波数依存性から,電子/ドメインよりもむしろ電荷欠陥の双極子がBHCxFMO膜のεrおよびtanδに寄与していることが示唆された。共ドープ薄膜の中で,BHC1FMO薄膜は,巨大な残留分極値(Pr~88.18μC/cm2)の高度に向上した強誘電特性を示した。これは,高電場における低い漏れ電流に起因し,絶縁破壊特性および構造相転移が改良された。さらに,BHC1FMO薄膜はBFO薄膜と比べて向上した磁化(Ms=3.35emu/cm3)を示した。これは,構造相転移によるFe-O-Fe結合角の混乱から生じた反強磁性的に規則化した隣接した面の螺旋スピン構造の抑制および/または傾斜角の改良に起因した。(Ca,Ho,Mn)共ドーピングはFe-O結合の構造歪を顕著に誘導し,Fe-Oの結合長およびFe-O-Feの結合角の変化の原因となることが,Raman結果からさらに確認された。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る