文献

J-GLOBAL ID：201602284537729324   整理番号：16A0686916

ハイブリッド(化学的および生物学的な)修飾によるポリ塩化ビニル分解

Polyvinyl chloride degradation by hybrid (chemical and biological) modification

著者 (2件)： Singh Ritu (Uttarakhand Technical University, Dolphin PG Institute of Biomedical and Natural Sciences, Dehradun, 248007, India) ,  Pant Deepak (School of Earth and Environmental Sciences, Waste Management Laboratory, Central University of Himachal Pradesh, Dharamshala, 176215, Himachal Pradesh, India)
資料名： Polymer Degradation and Stability  (Polymer Degradation and Stability)
巻： 123  ページ： 80-87  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： E0404B  ISSN： 0141-3910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ塩化ビニル(PVC)では化学および微生物修飾は一般的でない。本論文では,グリセロールと尿素を使用した化学修飾(C-PVC)と続いての生物分解を使用したPVC分解の斬新でグリーンな複合型技術を提示した。Mucor rouxii種が,C-PVC生物分解に対して敏感であることを見いだした。PVCの化学変化を,IR分光学を使ったC-C,C-HとC-Cl結合環境の変化の観察と続いての脱塩素研究によってモニターした。化学修飾におけるZnOの役割を,元素分析によって観察した。IRと組み合わせた熱重量分析研究で分解への微生物関与が正当化され,そして,M.rouxiiで修飾されたC-PVC(M-PVC)が分解時間と温度をかなり減少させることがわかった。C-PVCとM-PVCの分解温度は,PVCの600°Cと比較して,550°Cと450°Cとして観察された。分解パターンを,AFM分析を使った表面モルフォロジーによっても調査した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリ塩化ビニル ,  *分解 ,  微生物学的反応 ,  Mucor ,  化学修飾 ,  FTIR分光法 ,  原子間力顕微鏡 ,  顕微鏡観察 ,  酸化亜鉛 ,  触媒 ,  脱塩素反応 ,  アルコーリシス ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： Mucor rouxii ,  原子間力顕微鏡観察 ,  グリセローリシス

著者キーワード (7件)： Polyvinyl chloride ,  Chemical ,  Biological ,  Modification ,  Mucor rouxii ,  Glycerolysis ,  Glycerol urethane

分類 (1件)： 高分子の分解,劣化  (CG03010A)

物質索引 (2件)： グリセロール ,  尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： 化学 ,  生物学 ,  修飾 ,  ポリ塩化ビニル ,  分解