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J-GLOBAL ID:201602284569451162   整理番号:16A1055877

地球上に豊富にある溶液処理によって作製したCu2MnSnS4およびCu2MnSn(S,Se)4薄膜の光起電力効果

Photovoltaic effect in earth abundant solution processed Cu2MnSnS4 and Cu2MnSn(S,Se)4 thin films
著者 (11件):
資料名:
巻: 157  ページ: 867-873  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,吸収体としてCu2MnSnS4(CMTS)およびCu2MnSn(S,Se)4(CMTSSe)を採用した薄膜太陽電池について初めて報告する。水を溶媒とし,雰囲気中において低コストの噴霧熱分解法によってCMTSおよびCMTSSeを成膜した。これらの材料の結晶構造は,Cu2ZnSn(S,Se)4(CZTSSe)のような確立したケステライト型光起電力材料に類似している。これらの材料のバンドギャップは1.4~1.7eVの間に位置し,これは最適な太陽光吸収に対して理想的で,元素成分の比率を変えることによって調整することができる。Mo/CMTS/CdS/TCO/上部電極から成る構造を有する光起電素子を概念実証として製造し,Naのドーピングで最適化したCMTS素子の電力変換効率は約0.73%であることが分かった。素子特性を分析することによって,充満因子を抑制する短い収集長,低いVoc,長波長における低い量子効率および高いシャント伝導度をもたらすCMTS/CMTSSe吸収体における高いキャリヤ密度に関する重要な問題を明らかにした。また,素子性能を改善するための幾つかの製造処方を議論する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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太陽電池 

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