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J-GLOBAL ID:201602284596515266   整理番号:16A0752797

微生物燃料電池での酸素還元反応の増強に向けた,鉄/ポリインドール系電極触媒

Iron/Polyindole-based Electrocatalysts to Enhance Oxygen Reduction in Microbial Fuel Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 190  ページ: 388-395  発行年: 2016年02月01日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブ(CNT)/Vulcan炭素(C)上でポリインドール(PID)と鉄フタロシアニン(FePc)から合成した電極触媒を微生物燃料電池(MFC)のカソードとして用いた。走査電子顕微鏡(SEM)で実施した形態の特性解析は,全ての試料で炭素表面上にポリインドールとFePcが良好に分散していることを示した。酸素の還元反応(ORR)に対する電気化学的活性は,サイクリックボルタンメトリー(CV)で測定し,C系複合体に比べて,このCNT系複合体が高い性能を有することを示した。回転円盤ボルタンメトリー実験は,FePc/CNTおよびFePc/PID/CNT触媒でのORRが,Pt/C参照触媒に比べて正側に寄った半波電位値と高い速度論的な電流密度値を示し,FePc/PID/CNT触媒が最良なORR性能を示すことを例示した。リン酸塩緩衝液中での酢酸ナトリウムを用いて操作したMFCでは,FePc/PID/CNTカソードは,799±41mWm-2という最大電力密度と3480±83mAm-2という電流密度に到達した。これらの値は,市販のPt/Cカソードで達成した値(各々,646±25mWm-2と3011±84mAm-2)より高かった。700時間にわたって実施した長期MFC操作は,FePc/PID/CNTカソードの安定な性能を指摘し,MFCでのORRに対してFePc/PID/CNT触媒が白金触媒を置換できる潜在的能力を有することを指摘した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  燃料電池 
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