文献

J-GLOBAL ID：201602289489379719   整理番号：16A1394422

NIR領域にルミネセンスを示す白金(II)ジイミンビス(σ-アセチリド)単位を構築した1-D“白金ワイヤ”積層構造

1-D “Platinum Wire“ Stacking Structure Built of Platinum(II) Diimine Bis(σ-acetylide) Units with Luminescence in the NIR Region

著者 (9件)： KANG Jiajia (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  ZHANG Xiaoxin (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  ZHOU Huajun (Univ. Arkansas, Arkansas, USA) ,  GAI Xuqiao (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  JIA Ting (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  XU Liang (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  ZHANG Jianjun (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LI Yanqin (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  NI Jun (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 55  号： 20  ページ： 10208-10217  発行年： 2016年10月17日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 平面四辺形錯体PtL(C≡CC₆H₄Et-4)(1a,L=4,4-ジブロモ-2,2′-ビピリジン)および溶媒和した錯体1a・DMSO(1b),1a・1/2MeCN(1c),1a・1/8CH₂Cl₂(1d),合成し,¹H-NMR,IR,ESI-MS測定,X線構造解析を行った。1bおよび1cは二量体構造であり,可視部にルミネセンスを示すが,1dは近赤外部にルミネセンスを示し,これはPt-Pt相互作用の一次元“白金ワイヤ”積層構造のためである。溶媒和した錯体は加熱して溶媒除去後に,それぞれの溶媒蒸気に触れて,対応の1b,1c,1dを与える。DFT計算を行い,構造変換の電子遷移を帰属した。

シソーラス用語： *光ルミネセンス ,  *白金錯体 ,  近赤外線 ,  アセチリド ,  積層構造 ,  溶媒和 ,  化学合成 ,  陽子磁気共鳴 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  赤外吸収スペクトル ,  X線構造解析 ,  *結晶構造 ,  分子構造 ,  二量体 ,  近距離相互作用 ,  密度汎関数法 ,  電子遷移 ,  金属線 ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  脂肪族ニトリル ,  脂肪族塩素化合物
準シソーラス用語： 脱溶媒

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X)

物質索引 (5件)： DMSO ,  アセトニトリル ,  ジクロロメタン ,  1-エチニル-4-エチルベンゼン ,  4,4′-ジブロモ-2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (6件)： ルミネセンス ,  白金 ,  アセチリド ,  構築 ,  ワイヤ ,  積層構造