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J-GLOBAL ID:201602289579546180   整理番号:16A0690103

メソメリックベタイン類の互変異性によるN-複素環カルベンの生成 イミダゾリウム-イソシトシナート類のチオン,セレノン,およびボラン付加物の生成

N-Heterocyclic carbenes by tautomerization of mesomeric betaines. Thione, selenone, and borane adduct formations of imidazolium-isocytosinates
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 525-531  発行年: 2016年01月28日 
JST資料番号: E0234A  ISSN: 0040-4020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2-アミノ-6-クロロピリミジン-4(3H)-オン(6-クロロイソシトシン)は,メチル,ビニル,フェニル,およびベンジルイミダゾールと反応して,それぞれイソシトシナート-イミダゾリウム塩を与えた。生成した塩は陰イオン交換樹脂により脱プロトン化され,対応する交差-共役メソメリックベタイン類(イミダゾリウム-イソシトシナート)を生成する。しかし,ビニル誘導体は,この反応条件下で重合した。ベタイン類は,それらのN-複素環カルベン,イソシトシン-イミダゾール-2-イリデン類と平衡であった。DFT計算の結果により,ベタイン互変異性体は,極性溶媒中では最も安定であるが,一方,カルベンは真空中でより安定なことが判った。ビニル誘導体を含むカルベン互変異性体の,硫黄およびセレン捕獲反応を行い,対応するチオン,ならびにセレノンが生成した。高温,高圧,Schlenk管中,トリエチルボランの存在下,ベタイン/カルベン互変異性体のin situ生成は,新規の双性イオン,8-アミノ-10,10-ジエチル-6-オキソ-6,10-ジヒドロ-1H-イミダゾ[2′,1′:3,4][1,4,2]ジアザボロロ[1,5-c]ピリミジン-4-イウム-10-イド類を与えた。そこではホウ素原子は負電荷であるが,陽電荷はイミダゾリウム環に非局在化した。この環系はベタイン互変異性体であり,カルベンの形式的捕獲生成物である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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イミダゾール 
物質索引 (14件):
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