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J-GLOBAL ID:201702211407488700   整理番号:17A0439289

SH-SY5Y神経芽腫細胞における選択的にスプライシングされたメチオニンシンターゼ コバラミンおよびGSH依存性と,神経毒性金属およびチメロサールの阻害効果

Alternatively Spliced Methionine Synthase in SH-SY5Y Neuroblastoma Cells: Cobalamin and GSH Dependence and Inhibitory Effects of Neurotoxic Metals and Thimerosal
著者 (7件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.6143753 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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葉酸およびコバラミン(Cbl)依存性酵素メチオニンシンターゼ(MS)は酸化に高度に感受性であり,その活性は全てのメチル化反応に影響する。最近の研究はヒトの脳や患者由来繊維芽細胞におけるMS mRNAの選択的スプライシングを明らかにしている。ここで筆者らはSH-SY5Yヒト神経芽細胞におけるMS mRNAが選択的にスプライシングされ,3つの主要なタンパク質種を産み出し,これらバリアント酵素の補因子依存性を調べるための有用なモデルを提供することを示す。MS活性はメチルコバラミン(MeCbl)あるいはヒドロキソコバラミン(OHCbl)とS-アデノシルメチオニン(SAM)の組合せに依存した。OHCblに基づく活性は,抗酸化物質グルタチオン(GSH)の枯渇により除去されたが,グルタチオニルコバラミン(GSCbl)またはMeCblの何れかの供給により回復できた。鉛,ヒ素,アルミニウム,水銀,あるいはエチル水銀含有防腐剤チメロサールによる細胞の前処理はGSHレベルを低下させ,MS活性を阻害し,GSH合成の律速段階であるシステインの取り込みを減じた。チメロサール処理はGSCblおよびMeCblの細胞レベルを減じた。これらの発見はSH-SY5Yヒト神経芽細胞において発現するMSの選択的スプライシング型がチメロサールと神経毒性金属による阻害に感受性であり,より低いGSHレベルがそれらの阻害作用に寄与することを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  解毒薬 

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