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J-GLOBAL ID:201702211427952223   整理番号:17A0617613

高純度マグネシウムステープルは直腸吻合における炎症反応を抑制する

High-Purity Magnesium Staples Suppress Inflammatory Response in Rectal Anastomoses
著者 (10件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 9506-9515  発行年: 2017年03月22日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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直腸吻合において高純度マグネシウム(Mg)ステープルが炎症反応に及ぼす影響を,インターロイキン-1β(IL-1β)ルシフェラーゼレポーターを発現するトランスジェニックマウスを用いて調べた。対照として高純度チタン(Ti)ステープルを用いた。高純度MgおよびTiステープルによる直腸吻合のいずれによっても,1日後にIL-1βの発現と炎症細胞の浸潤が確認された。しかし,高純度Mgステープルによる直腸吻合を行ったマウスにおいてのみ,術後4~7日後に炎症細胞の浸潤が減少していた。また,それらマウスではIL-1βの発現も,Tiステープルを用いたマウスにおけるそれよりも有意に低下していた。ウェスタンブロット法による解析から,高純度Mgステープルを用いたマウスではToll様受容体4(TLR4)/核内因子κB(NF-κB)シグナル伝達に関連した蛋白質の活性が低下していた。その一方で,単球走化性因子-1(MCP-1),ウロキナーゼ受容体(uPAR)および血管内皮増殖因子の発現は増加していた。同様の発現量変化は,Mgステープルを用いたマウス由来の初代直腸粘膜上皮細胞において確認することができた。高純度Mgステープルは,Tiステープルとは異なり,直腸吻合時の炎症反応を抑制する働きがあると結論付けた。
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分類 (3件):
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医用素材  ,  基礎外科学  ,  非鉄金属材料 
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