文献

J-GLOBAL ID：201702211486389900   整理番号：17A0488357

ゼオライト-Yカプセル化VO[2-(2’-ヒドロキシフェニル)ベンズイミダゾール]錯体:有機基質の酸化に対する触媒活性の研究

Zeolite-Y encapsulated VO[2-(2′-hydroxyphenyl)benzimidazole] complex: investigation of its catalytic activity towards oxidation of organic substrates

著者 (3件)： SHILPA E. R. (Bangalore Univ., Karnataka, IND) ,  GAYATHRI V. (Bangalore Univ., Karnataka, IND) ,  KIRAN G. K. (Bangalore Univ., Karnataka, IND)
資料名： Journal of Porous Materials  (Journal of Porous Materials)
巻： 24  号： 2  ページ： 275-290  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1100A  ISSN： 1380-2224  CODEN： JPMAFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 均質触媒として働く遷移金属錯体のゼオライトキャビティ中のカプセル化は,不均質触媒の利点と均質触媒の多くの価値ある特徴を有する。そこで本稿では,フレキシブルリガンドアプローチによって,ゼオライト-Yカプセル化VO₂-(2’-ヒドロキシフェニル)ベンズイミダゾール(ohpbmzl)を合成し,それを様々な物理化学的技術を用いて特徴づけた。その結果,化学分析により,ゼオライト中の低濃度の金属錯体の存在を明らかにした。表面積や細孔容積の減少は,錯体がゼオライトの空洞内にあることを支持した。XRD分析は,ゼオライトの結晶化度がカプセル化中に保存されたことを示唆した。UV-VisやESRスペクトルデータは,カプセル化された錯体中のバナジウムが四角錐の空間配位を示した。そのレドックス電位は,カプセル化されていない錯体やVO-Yのそれとは異なることが見出され,カプセル化が成功したことが立証された。その後,フェノールなど有機基質の酸化に対する触媒効力を調べた。

シソーラス用語： 窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  配位子 ,  結合 ,  柔構造 ,  *触媒調製 ,  *触媒 ,  不均一系反応 ,  均一系反応 ,  *カプセル封じ ,  *Yゼオライト ,  *酸化バナジウム ,  元素分析 ,  X線回折分析 ,  表面積 ,  体積 ,  金属錯体 ,  酸化還元電位 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  ESR【磁気共鳴】 ,  分子構造 ,  錯体生成 ,  基質 ,  *酸化 ,  *触媒活性 ,  過酸化水素
準シソーラス用語： カプセル化【物質】 ,  リガンド結合 ,  ベンズイミダゾール誘導体 ,  細孔容積 ,  不均一系触媒

分類 (2件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： ゼオライト ,  カプセル化 ,  ベンズイミダゾール ,  錯体 ,  有機基質 ,  酸化 ,  触媒活性 ,  研究