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J-GLOBAL ID:201702211486620337   整理番号:17A0716765

超低濃度サイトカインのAC電気浸透増強ナノプラズモン流体検出

AC Electroosmosis-Enhanced Nanoplasmofluidic Detection of Ultralow-Concentration Cytokine
著者 (11件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 2374-2380  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W1332A  ISSN: 1530-6984  CODEN: NALEFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プラズモニックナノ粒子による光バイオセンシングは有望な手法となってきたが,その感度は臨床,生物科学における低含量の生体分子の検出には未だ不十分である。ここでは,金ナノロッド(AuNR)の配列,配列方向と平行な二つの棒状の微小電極,そしてこれらと交差するマイクロ流体チャネルを集積した交流電気浸透増強-局在表面プラズモン共鳴素子を利用したイメージングによる高感度生体分子検出を実証した。AuNRにインターロイキン1(IL-1β)の抗体を架橋反応により結合し,二電極間に180°位相差の交流信号を加えて電極周辺に回転流動場を生じてマイクロ流体を攪拌し,AuNRセンサ表面への標的生体分子の輸送と結合を促してセンサからの散乱光強度を増強しセンサ感度を改善した。リン酸緩衝液中のIL-1βスパイク試料を用いた光散乱強度の測定により,迅速(5~15分)な応答と158.5fg/mL(9.1fM)に至る感度,そして希薄化したヒト血清に対して1pg/mL(58fM)の低濃度に至る感度を実証した。この研究はナノプラズモニックなセンシングの低含量サイトカイン測定による免疫状態モニタリングへの応用可能性を示した。
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分類 (2件):
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バイオアッセイ  ,  血液検査 

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