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J-GLOBAL ID:201702211577127065   整理番号:17A0014217

昆虫病原性真菌Beauveria bassiana JEF-007における毒性の低下したT-DNA挿入変異株のキャラクタリゼーション

Characterization of T-DNA insertion mutants with decreased virulence in the entomopathogenic fungus Beauveria bassiana JEF-007
著者 (7件):
資料名:
巻: 100  号: 20  ページ: 8889-8900  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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豆類の害虫,Riptortus pedestrisは,農作物の品質及び価値を下げる主な農業害虫である。化学農薬は害虫管理に役立つが,農薬耐性はこれらの使用を著しく制限する。そこで,昆虫病原性真菌などの異なる作用機序を持つ代替の戦略に関心が集まる。ここに,豆類害虫の管理のために,昆虫病原性真菌をどの様に使用するかを探求し,毒性関連遺伝子の同定に焦点を当てた。実験室条件下で,豆類害虫に対するBeauveria bassiana(JEF分離株)を評価した。ある分離株JEF-007は,噴霧及び接触法の両方で,80%以上の毒性を示した。JEF-007のAgrobacterium tumefaciens仲介形質転換(AtMT)は249のランダム形質転換株を産生し,その内の二株(B1-06及びC1-49)は,Tenebrio molitor及びR.pedestris幼体に対し著しい毒性低下を示した。両株を毒性低下変異株の迅速スクリーニング用に使用した。ふたつの形質転換株は,野生株より,異なる形態,分生子形成及び熱耐性を持った。ランダムに挿入されたT-DNAの位置を決定するため,熱的非対称インターレース(TAIL)PCRを行い,ふたつのクローンの多重T-DNA挿入(B1-06で二つ,C1-49で三つ)を確認した。複合体I仲介関連蛋白質30(CIA30)及びオートファジー蛋白質(Atg22)をコードする遺伝子は,恐らくT-DNA挿入により破壊され,毒性に関与した。本研究は,豆類害虫病原性B.bassianaの将来の機能的遺伝子研究のための強力なプラットフォームを提供した。真菌の毒性に関与する推定の遺伝子は,将来研究において,ノックダウンにより実験的に実証されるべきである。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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微生物の生化学  ,  分子遺伝学一般  ,  害虫に対する農薬 

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