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J-GLOBAL ID:201702211848290339   整理番号:17A0790679

青色固相発光フェナントロイミダゾール誘導体の構造-特性相関

Structure-property relationship of blue solid state emissive phenanthroimidazole derivatives
著者 (9件):
資料名:
巻: 19  号: 25  ページ: 16737-16748  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フェナントロイミダゾール部の1と2位置に異なる置換基を持つ新しい7種のフェナントロ[9,10-d]イミダゾール誘導体を合成し,キャラクタリゼーションした。それらの性質の比較研究を熱的,光学的,電気化学的及び光電的測定により行った。新合成化合物の性質を既に報告されたフェナントロイミダゾール誘導体の性質と比べ,興味深い新発見がいくつか明らかになった。光学スペクトル測定とともに密度汎関数法計算で,フェナントロ[9,10-d]イミダゾール誘導体に1位と2位に異なる置換基を付けることにより,発光特性(励起状態減衰速度,蛍光量子収量等)が制御できると分った。2位に付く最も一般的で嵩高い置換基類が化合物の発光特性に最も大きい影響を与え,(i)希薄溶液及び固溶体(97%まで)の蛍光量子収量が高まり,(ii)固い重合体膜の分子間よじれが誘起する励起状態の無放射緩和が抑制され,(iii)純物質膜の蛍光クエンチを凝集が促進することが分った。検討した化合物の多数が両極性電荷移動特性を持ち,正孔と電子が同程度の移動度を持つ。イミダゾール環の1位にトリフェニルアミノ基,2位にフェニル基を持つ誘導体では10-4cm2V-1s-1に正孔と電子の最高移動度が近づくのが見られた。フェナントロ[9,10-d]イミダゾール化合物の三重項エネルギーは2.4~2.6の範囲と推算され,この値は黄/赤色発光体の確実な高効率エネルギー移動に十分な高さである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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有機化合物のルミネセンス  ,  分子の立体配置・配座 
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