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J-GLOBAL ID:201702212021867959   整理番号:17A0337587

多置換イミノ-ピロリジン-チオンの多孔質CeO2ナノロッド触媒合成

Porous CeO2 nanorod-catalyzed synthesis of poly-substituted imino-pyrrolidine-thiones
著者 (11件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 631-640  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0851B  ISSN: 0922-6168  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ugi4成分反応は多成分反応(MCRs)のマイルストーンの1つであり,カルボン酸,ニトロフェノール,複素環式チオール,さらには水のような種々の求核剤をすべて反応に利用できる。本研究では,未官能化の弱酸性複素環式チオール(ベンゾ[d]オキサゾール-2-チオール,又はベンゾ[d]チアゾール-2-チオール)と芳香族アルデヒド,マロノニトリルおよびイソシアニドとのワンポット4成分反応を介して,高度に官能化したイミノ-ピロリジン-チオンを合成した。効率的な不均一触媒として多孔質CeO2ナノロッドを用いた。電子供与基を持つ芳香族アルデヒドをスムーズに変換して目的の生成物が得られ,これまでの方法に比べ優れていた。本法のメカニズムは下記の通りである。第一段階は,Knoevenagel縮合によるgem-ジシアノオレフィンの生成である。次の過程はおそらく,gem-ジシアノオレフィンとイソシアニドとの反応,次いで得られた中間体上のチオールの攻撃を含む。その後のUgi-Smiles型転位反応,続いてシアノ基へのアミノ基の求核付加により,最終生成物が得られた。この反応における多孔質CeO2ナノロッドの役割を予備的に検討した。調製したCeO2ナノロッドは,9nmの平均細孔径を有する多孔質であり,細孔表面上で反応を促進するマイクロリアクターとして機能した。有機試薬を効果的に集めた水の疎水性凝集を,不均一系触媒の表面に結合させ,それらが細孔に入ることができる。これらの特性により,マイクロリアクター中の有機分子は互いに容易に,効率的に反応する。
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分類 (3件):
分類
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不均一系触媒反応  ,  付加反応,脱離反応  ,  その他の触媒 
物質索引 (1件):
物質索引
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