文献

J-GLOBAL ID：201702214333060086   整理番号：17A0652014

熱間圧延した高張力鋼板の材料異方性が穴広げにおける局部変形挙動に及ぼす影響 第I報 円形および楕円穴に対する実験的検討

Effect of Material Anisotropies of Hot-Rolled High-Strength Steel Sheet on Localized Deformation Behavior in Hole Expansion Part-I Experimental Consideration to Circular and Oval Hole

著者 (5件)： SUZUKI Toshiya (Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp., Hyogo, JPN) ,  OKAMURA Kazuo (Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp., Chiba, JPN) ,  ISHIMARU Yuya (Hiroshima Univ., Higashi Hiroshima, JPN) ,  HAMASAKI Hiroshi (Hiroshima Univ., Higashi Hiroshima, JPN) ,  YOSHIDA Fusahito (Hiroshima Univ., Higashi Hiroshima, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 725  ページ： 592-597  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 耐衝突性能向上のために自動車用構造部品として高張力鋼板の使用量が増えている。しかしながら,高張力鋼板は伸びフランジ成形の様な圧縮成型が困難である。本研究では,伸びフランジ成形性の指標となる穴広げ試験を,円形および楕円形の穴に対して行い,熱間圧延した高張力鋼板の材料異方性が穴の周りの局所変形挙動に及ぼす影響を調べた。引張り強度440MPaを持つ固溶体鋼(JSH440W),590MPaのJSH590R鋼および780MPaのJSH780R鋼板を試料として用いた。圧延方向に対して0-90°の方向で引張り試験を行い,降伏強度,引張り強度,n値およびr値を評価すると共に,穴広げ試験を行った。その結果,r値とn値の異方性が局所的な変形挙動に与える影響を明らかにし,特にn値異方性の影響が大きいことを明らかにした。

シソーラス用語： *熱間圧延 ,  高強度鋼 ,  熱延鋼板 ,  異方性 ,  つば張出 ,  円孔 ,  楕円形 ,  自動車用鋼 ,  フランジ ,  成形性 ,  引張試験 ,  降伏強さ ,  引張強さ ,  n値【加工硬化】 ,  r値【塑性歪】 ,  挙動 ,  試験片
準シソーラス用語： 穴広げ ,  変形挙動

分類 (2件)： 圧延技術  (WC06030Z) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 熱間圧延 ,  高張力鋼板 ,  異方性 ,  穴広げ ,  変形挙動 ,  円形 ,  楕円 ,  実験